今後は最新のICTやロボット、AIを活用したスマート農業が普及していくでしょう。

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日本の農業最新技術

開発中のものを含めれば農業の最新技術は夢のようなものがたくさんあります。
実用化されているものや、今後の普及が期待できるものまで、日本の農業最新技術を紹介します。

 

 

2017年農業技術10大ニュース

2017年の農業技術ニュースを振り返る

農林水産省が2017年12月20日に発表した2017年農業技術10大ニュースでは、新聞記事になった各研究成果より、注目度の高い技術を農業技術クラブの投票によって10個でピックアップしたものです。
農業技術10大ニュースをご覧ください。

 

 

1.ICTによる水田の自動給排水栓を開発
水田の水管理をスマートフォンやPCでモニタリングしながら遠隔操作し、自動で給水と排水を制御するシステム

 

2.自動運転田植機
初心者でも熟練並みの田植え作業が可能な自動運転田植機

 

3.イネいもち病菌の感染の要となる遺伝子の発見
稲に感染するカビ(いもち病菌)の感染の原因につながる遺伝子を発見し、いもち病防除法の開発に期待

 

4.全国デジタル土壌図
日本の国土全域の土壌の種類や分布までわかる「全国デジタル土壌図」を作成

 

5.米粉100%パンの製造技術を開発
補助材料なしで作製できる米粉100%パンを開発し米粉パンの需要拡大に期待

 

6.受粉しなくても実がなるトマト
ゲノム編集技術を活用し、単為結果性を持ち受粉しなくても実のなるトマトを開発。高効率・低コスト化に期待

 

7.ホウレンソウを対象とした高能率軟弱野菜調製機
現行モデルでは4名での作業が必要だったところ、2名で作業できる新システムを開発

 

8.青い菊
キクに青い花色を付与する技術を開発。花色のバリエーションが拡大

 

9.水田防除用ラジコンボートのロボット化
ムラが少ない薬剤散布が可能で人員削減効果がある

 

10.青切りタマネギを省力的に収穫・調製する機械化体系
収穫から調製に至る労力を手作業の半分程度に削減可能なシステム

 

 

 

注目はスマート農業

 

農業の後継者不足など人員減少が問題視されるなかで、昨今著しく進化しているのがスマート農業です。
2017年農業技術10大ニュースでは、水田の自動給排水栓、自動運転田植機、ホウレンソウを対象とした高能率軟弱野菜調製機、青切りタマネギを省力的に収穫・調製する機械化体系の4つがスマート農業に該当します。

 

 

今後は人工知能でさらなる自動化を期待

 

現在、実用化が進んでいる技術は、遠隔操作やプログラミングされて自動的に作業を行うものです。
将来は人工知能によって監視を行い状況に応じて適切な方法で管理するスマート農業が普及していくでしょう。
人工知能(AI)の技術では、アメリカや中国に遅れを取っていると言われていますが、スマート農業のプラットフォームは進んでいるので、AI技術を農業に応用することでは世界をリードできる可能性を持っています。
将来的には1軒の農家が作業できるキャパシティが広がり、後継者不足で廃業する農地を近隣の農家や新規就農する若者が引き受けるなど、規模の大きな農家が増えていく可能性があります。